育メンパパ”とう”の家族日記【心の声】

3人の子どもを持った育メンパパ”とう”の家族日記です【心の声】を書きます

~叱る~育メンパパ”とう”の育児日記 part27

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

先週の出来事。

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

長男”よう”がうまれてからというもの、お姉さん2人はしっかり面倒を見てくれようとしている。二人とも弟に対する愛はすごく感じる。女の子だからなのかいつも気にしてくれているのだ。弟が泣き始めた時。長女はベビーベッドの前に立ち、頭をよしよし。完全なる救世主。4歳の母。どうしたの?”こっこ”がいるよ。大丈夫だよ。というとんでもなく優しい母性を存分に放ち、後光がさしている。神。長男にとって彼女は神様だろう。僕はなんて愛らしいんだと遠くから微笑んで見ていた。見ていると長男はミルクを口からたらりと流し始めた。飲みすぎなのか、吐きやすいのかわからないがほぼ毎回口から白い液体が出てくる。時には着替えが必要なほどだ。口からミルクが出てきたその時、長女はぽっちゃり体形をもろともせず、誰よりも機敏な動きを見せた。素早い屈伸でベビーベッドの下の段からミニタオルをぱぱっ。見えないスピードで口元にささっ。首元にも流れたのを見てとしゃしゃっ。なんていう俊敏さ。正確さ。落ち着き。優しさ。かわいらしさ。あまりにも素敵。惚れてしまいそうだ。

そういえばそうだった。思い出せば2年前、長女”こっこ”が2歳で次女が生まれたのだがそのころからあやしてあげるのが天才的に上手。2歳はまだあやされる側なのではないのか。という不安はいらなかった。お母さんがとられたと赤ちゃんに意地悪をしそうなもんだが、全くその素振りさえなかった。そのおかげで、ベビーベッドは一度も使う必要はなかった。そこら辺にごろごろさせて次女は育っていった。長女”ひっこ”の優しさのおかげ。そういえばあの頃からずっと優しい子なんだなと思いだしていた。

 

そんな長女の愛を受けた長男は泣き止み嬉しそうにしている。長女がその場を離れ再度泣き始めた長男”よう”。しかし、また救世主が目の前に現れた。次女”ひっこ”だ。彼女もまたベビーベッドの前に立った。なぜか腕まくりをしていた。彼女は突然、長男の右足を片手で持ち、上にあげて笑っている。救世主ではなさそうだ。しかし僕は彼女なりにあやしてあげようとしているんだろうと、もう少し見ていようと思った。すると彼女は足を離し、今度は右手をつかんだ。そして、なんと爪を立て「ガジっ」。突然響き渡る、これまでとは全く違う泣き声。僕にははっきり「いたーーーーい」と聞こえた。長男の右手の肌が白くなるくらいの力。右手は赤くなり、血が見えた。うん。これは確実に救世主ではない。しかし、なんてことを。コラーと怒って詰め寄ると部屋の端っこに猛ダッシュして隠れている。痛いことはダメ!と怒ったが、なんとも響いてない様子。

う~ん。この違いはなんだ。長女は痛いことなんて故意的には一度もしたことない。対して次女は長男に対してのみではなく、ことあるごとに誰彼構わず同様のことをする。なんなんだこれは。。。というかどうしたらいいんだ。僕や奥さんは悩んだ。痛いことをするときはダメなことだと何度も言うしかないという結論に至った。よくネットなどでそんな時は怒っちゃダメとか自分で考えさせるように話せとかいろいろな情報があるが、僕は言いたい。そんなんできるか!!赤ちゃんの血が出ているのを目の前に、「ひっこちゃんなんで「ガジっ」としちゃだめかわかるかな~?」なんて言えるか。あれは理想論だ。ちゃんと本人にこれはやってはいけないことなんだと何度も本気で伝え分かってもらうしかない、と僕は思う。だから僕はちゃんと目を見てしっかりと叱った。

でも分かっている。彼女は傷めつけたくてやっているわけではない。時には長男に優しく話しかけ、抱きしめてあげている。(非情に荒々しいが)本人としては弟が大好きなんだろう。でもどうやって可愛がればいいのかが分からないどうやって表現するかが分からないだけ。痛いことをしたときはしっかり叱るが、ちゃんと可愛がることが出来た暁には、叱る以上に誰よりも褒めてあげよう。そう心に決め、その日しっかりと叱った後、彼女をギューッと抱きしめた。

 

 

次の日の15時、、、

 

 

 

「ガジっ」

 

 

again

 

 

 

ベビーベッドを片付けるのはまだまだ先になりそうだね。

 

 

今日の写真は、

次女ひっこ2歳♀️

【わがままなのね】

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