~4歳の大人~育メンパパ”とう”の育児日記 part44
こんにちは 育メンパパ“とう”です。
平日の仕事帰りの話。
僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。
僕はお酒を飲むのが好きだ。平日は仕事が終わり家に帰ってこどもたちのお風呂を入れた後晩酌タイムに入る。平均19時から22時までがその時間だ。ビール&ウィスキー。ほぼ毎日なので37歳坊主の胃や腸の環境は破天荒。しかし、一日のうちで自分の時間を言える時間はここしかない。
平日は毎日、子どもの世話と仕事と食事と睡眠のみという平々凡々な平日の暮らしを送っている。子どもが3人いるのでよっしゃ今日は一杯飲んで帰ろうかいってことは難しい状況になった。もし子どもが一人の時のように週2で飲みに出かけるようなことをするもんなら、問題が数多く起こることは明白である。
①上2人のお風呂はどうするのか問題。
0歳の長男と奥さんは上の2人が保育園から帰るまでに風呂を済ますことができる。しかし、上2人は保育園から帰って夕食までの間の0歳の子が寝てくれた瞬間しか風呂に入れることは難しく、特に寝返りが始まるとうつぶせ寝窒息の危険性もあり目が離せないため。大人一人で0歳・2歳・4歳の3人を風呂に入れるのは非常に厳しい。
②奥さんのご機嫌問題。
もし上手く①が解決したとしてもこれが問題だ。まだまだ手のかかる3人の子どもを放って飲みに行くと奥さんのマウントレーニアを飲む量が異常に増える。間違いない。ストレスをマウントレーニアという名のカフェオレで体の中に流し込む。マウントレーニアが無くなるとストレスのはけ口を無くした彼女は、どんな鋭い刃を持つ包丁よりも切れやすくなるであろう。夫として、親として、男として、今の現状では週に何度も飲みに出かける訳にはいかないのだ。
ということで、僕はなかなか外に飲みに行けない分、家での晩酌タイムを大切にしている。もちろん酒の肴もたくさん仕入れており、22時まではお酒とつまみに真摯に向き合う。そこでやってくるのは2歳次女と4歳長女だ。
長女「ねーねーそのお菓子一個ちょうだい」
次女「ちょーらい」
僕「一個だけね」
次女「もーいっこ ちょーらい」
長女「わたしもー」
僕「一個だけっていったでしょ もうダメ」
毎日そのやり取りを繰り返す。次女はいやいや期なのでダメと言うと激しく泣き叫び、僕の晩酌タイムは次女のあやしタイムに変化してしまう。
その日もお菓子を追加でもらえないという次女の泣きと長女の不満声を聞きながら、僕はこう続けて言った。
僕「いろんなものをたくさん食べられるのは大人になってからだよ」
長女「うーん 大人って大きくなったらってこと?」
僕「もちろん体もだけど大人っていうのはね、心が大きくなるってことなのだ。大人になるってことは、自分で何でもできるようになって、やりたくないことがあったとしても自分の力でやり切れるようになるってことなのだ」
長女「ふーん はやく大人になりたいな」
10分後、、
4歳の長女は完璧に部屋の片づけをし、トイレを一人で済ませ、使い終わったお皿を流しにもっていき、掃除機のスイッチを入れ、玄関の靴をきれいに揃え、0歳の弟をあやしながら、僕にこう言った。
長女「おとうさん、わたしおとなになれたかな」
追加のお菓子を差しあげます。
今日の写真は、
ペンギン
【サイズ感がおかしい】