育メンパパ”とう”の家族日記【心の声】

3人の子どもを持った育メンパパ”とう”の家族日記です【心の声】を書きます

~パン~育メンパパ”とう”の育児日記 part40

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

朝ご飯の話。


僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

 

今日の朝の出来事。僕は6時半ごろにおきてシャワーをする。シャワーをしている間に、子どもたちや奥さんは起きて、朝ご飯を食べる。我が家の平日の朝だ。今朝も同じようにシャワーをしてリビングに行くと長女と次女は起きていた。【準備が楽】という理由から平日はもれなく、食パン半分とバナナだ。長女は朝のトイレを済ませ、次女はオムツ替えを終わらせ自分の席に座っていた。日常の風景。まぶしい朝日を浴びながら平和だとつぶやき、僕は出かける準備をしていた。白いTシャツ、ストライプのYシャツ、黄色っぽくなってしまったももひき。準備を終えた僕は、自分の席に座り子どもたちと一緒にごはんを食べ始めた。食パンとコーヒー。時々ある、朝のゆっくりした時間を過ごしていると次女は言った。

 

次女「とっと たべる?」

僕「いやいいよ とっともぱんあるから」

次女「とっと あげる」

 

と、パンを差し出してきた。長女もあとに続き、

長女「おとうさん、たべる?」

僕「いやいいよ おとうさんもパンあるから自分で食べていいよ」

 

2人は優しい子に育った。まだ4歳と2歳だが、優しさにあふれた会話だった。僕がお父さんだから少しでも分けてくれようとしたのだ。なんだか感慨深くなりほっこりとした時間が流れていた。ふと長女の手を見ると、さっき僕にくれようとした小さくちぎったパンのかけらをまだ持っていた。小さい。なかなか小さい。彼女の小指の爪の半分もない。ちょうど鼻くそサイズ。それでもやさしさが嬉しかった。

そして、次女の手を見るとやはり彼女も僕にくれようとしたパンをまだ持っていた。ん?よく見ると長女のそれとは色が違う。長女の持っていたものはきれいな白色でちゃんとちぎった形があった。対して次女の持っていたものは黄色がかっており、なぜかまん丸。サイズは鼻くそ。フォルムは完全に鼻くそ。なんだこれは?パンじゃないのか?まさか鼻くそか?

 

僕は次女に聞いた。

僕「”ひっこ”それなに?」

次女「ぱん とっとどうじょ」(ぱん おとうさんどうぞ)

 

しかし、どう見てもパンに見えない。形は球体。色は薄い黄色。なんだそれは。やはり鼻くそじゃなのか。もはや鼻くそにしか見えない。もう一度聞いた。

僕「それパンなの?」

次女「ぱん どうじょ」(ぱん どうぞ)

 

僕はその疑念を晴らすためにも、彼女のやさしさを受け止めるためにも、そのよく分からない薄い黄色い丸い物体をもらう事にした。眺めて、触って、舐めてみるとようやく答えにたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 

パン。

べたべたの手で丸められ、かなりの力で圧縮されていたものの間違いなくパン。

これからは疑わないので許していただけますでしょうか

  

 

 

 

 

 

 

 

 


今日の写真は、
長女”こっこ”4歳♀、次女”ひっこ”2歳♀
【けっこう近づいて寝るもんです】 

f:id:TouTou:20200609082811j:plain

 

このエントリーをはてなブックマークに追加