育メンパパ”とう”の家族日記【心の声】

3人の子どもを持った育メンパパ”とう”の家族日記です【心の声】を書きます

~次女の力~育メンパパ”とう”の育児日記 part24

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

先週の出来事。

 

僕は仕事休み、こどもたちは保育園自粛で家にいた時のこと。

ずっと家にいたらこども3人は騒ぎ始めた。長女はYOUTUBEの魔力に取りつかれ、今日は見してもらえるのかが気になりちらちらこっちを見て懇願のまなざしで足にくっついてくる始末。次女はまだまだ2歳なので、家でも走り回り僕を踏み台にして僕のガラスの膝から飛びあがりジャンプの練習をする始末。0歳の長男は保育園にいっていない優しくも恐ろしい姉2人の騒ぎ立てにより寝るに寝れず、頭の脳天を突き破るような雷声を外に響き渡らせている始末。奥さんはごはんや来月に控えた引っ越しの準備を子供たちに邪魔をされ鋭いナイフのような切れ切れの怒声の後、それを緩和すべくマウントレーニアをがぶがぶ飲んで斜め上をみてふぅと言っている始末。

とてもすてきな家族だ。当の僕はというとそれぞれを観察しながらソファでスマホニュースを見ていた。家の中ではあるが雑踏の中ゆったり優雅な時間を過ごしているとやってきたのは次女”ひっこ”。いつみてもかわいい。元気な子。活発な子。やんちゃな子。悪い子。でべその子。汗かきの子。こどもらしいという言葉を存分に纏い、キューピーと全く同じフォルムの腹を左右に振りながら僕に近づいてくる。今日もなんてかわいいんだと抱き上げようとしたが何か言いたいことがあるようだ。

「とっと、う〇ちでた?」まだ宇宙語から脱却したばかりの彼女は僕のことを”とっと”と呼ぶ。僕はそんなつたない言葉を発するのが好きでたまらないのだ。いつまでも僕のことをとっとと呼んではくれないだろうか。いやいや、そんなことではない。う〇ちでた?と聞いた。僕にふりかかってくる嫌な予感。この度は奥さんではなく僕に矛先を向け清拭を指示するつもりだ。わざわざ僕の前に来てう〇ちでた?と言った。間違いない。これは小さい”ひっこ”が現れたのだ。小さい”ひっこ”が現れるといつも彼女は伝えてくる。

この度は何故、う〇ちでた?とクエスチョンマークがつくんだろうという微かなる不安は感じてはいたものの僕はいつも通り確認作業に入った。ズボンOK。小さな”ひっこ”が多数で押し寄せた時には、堤防が崩れズボンを茶色に染めることもよくあることだ。ズボンの確認は何よりも大切なファーストアプローチである。ズボンよし。そしてかわいいかわいい桃の割れ目を確認すると、あれ、ない。何もない。なにも出ていないのだ。そういえば素敵臭もない。なぜだ。僕は本当に出たのか出ていないのか聞いた。「とっと、う〇ちでた?」間髪入れず同じ返答を返してくる。なんだ。何が言いたいんだ。全く分からない。

そうこうしていると彼女は僕の手を取り立ち上がらせた。「とっと、こっち」ソファを立ち、畳の部屋への誘導を始めた。2歳の彼女に手を引かれ誘導されるのは個人的に嫌いではない。何をするのだろうという大きな好奇心にそそられる。

「とっと、寝て」寝かされる僕。おもむろに僕のズボンに手をかけ脱がし始めた。まさか。ちょっと待ってくれ。僕はでていない。というかしない。彼女は全く聞く耳を持たず、僕のズボンを下ろし更に彼女でいうところのオムツも投げ捨てた。

完全に僕と彼女の立場は入れ替わった。「ちょとまてね」と、たどたどしい日本語を発し、僕は見せてはいけないものをあらわにされ寝たまま待機させられた。2歳の彼女が次に持ってきたものは、そうだ毎日使っている清拭道具”おしりふき”だ。器用な手で数枚ぱっぱっと取り出し、見せてはいけない部分の清拭を始める。冷たい。初めて知るこの感覚。清拭される側は冷たいのだ。冬ならなおさらだろう。老後が頭をよぎった。拭き終えた彼女は満足し寝たままの僕を踏みつけ去っていった。今は春なのに、秋の夜風のような冷たさを肌と心を感じた。

ひっこ、初めての経験をありがとう。

 

今日の写真は、

長男”よう”0歳♂

【足がぐー】

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