育メンパパ”とう”の家族日記【心の声】

3人の子どもを持った育メンパパ”とう”の家族日記です【心の声】を書きます

~悪魔の2歳児と僕~育メンパパ”とう”の育児日記 part38

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。


はみがきの話。


僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

寝る前に歯磨きをする。0歳の長男はまだ歯がないのでできないが、4歳の長女と2歳の次女は寝る前に僕が歯磨き担当として責任を全うする。長女は世間でよく聞く”天使の4歳児”。彼女はオレンジの歯ブラシを持ち、天使のような白い歯を自ら綺麗に磨き上げる。担当の僕の仕事は仕上げをしてあげるのみでいい。いつのまにこんなに手がかからなくなったんだろう。まさに天使。天子。天師。

問題は”悪魔の2歳児”次女だ。とにかく歯磨きをしない。させない。持ち込ませない。歯ブラシを持たせてもピッチャー次女が登場し、10秒後にはおもちゃ箱にズバッ。もう一度歯ブラシを持たせてもピッチャー次女が再登板し、渾身のストレートを僕のお腹にスバッ。仕方ないので僕が自ら歯ブラシを持ち、次女を座らせて磨こうと試みても、口が開かない。歯ブラシを無理やり突っ込んでも、開かない。ポテチの袋のごとく両手をで上下に開けようとしても、開かない。開かない。全く開かない。こんだけ開かない時は、最終手段に出ることにしている。ただただ、くすぐる。こうすればどんなこどもの口でも開くことができるという論文は既に書ける。余裕。超余裕。ただ一応言っておくけども、口は確実に開くが笑いすぎて歯磨きが全く出来ないのは言うまでもなく、おすすめはいたしません。しかし悪魔の2歳児とはよく言ったものだ。歯磨きに30分の時間を使う悪魔。僕の時間を使わせる天才。次女の歯磨きは精神的にも肉体的にも非常にきついのだ。疲れがたまってしんどい時にはその行為自体をあきらめる日もある。

とある夜、その日もそんな悪魔との戦いを予想し、そろそろかと戦闘態勢を整えていた。そんな時、彼女はこう言った。

 

 

次女”ひっこ”「はみゅらき たよ」

 

 

ん?ナント??

 次女「はみゅらき たよ」

 

僕は理解した。「歯磨きしたよ」と言ったのだ。びっくり。驚愕。愕然。お母さんと歯磨きしたの?と聞くと、

 

 

次女「おかあたん かみゅらき た」

 

 

なるほど。「お母さんと歯磨きした」のだね。素晴らしい。一つ僕の手間を引き受けてくれたお母さんも素晴らしい。そして僕はチャンス!とばかりに、お母さんが次女の歯磨きを担当するという素晴らしい習慣を記憶に植え付けるべく、次の日もそのまた次の日もお母さんと歯磨きをさせるべく、下心をどっぷりと持ちながら次女を褒めちぎった。

 

えらい。よくやった。完璧だ。お母さんと磨いたからいつもより歯がぴかぴかだ。お母さんと磨いたから歯がとてつもなくつるつるだ。歯が真白い。お母さんと磨いたから白く光り輝いている。ありえない白さの歯だ。2歳でここまでできる子はいない。歯磨きの天才。歯磨きの秀才。お母さんと歯磨きが出来るとはすでに大人なのか。歯磨き万歳。お母さんと歯が磨けることにばんさーい。歯磨きのプロフェッショナル。歯磨き界のエース。お母さんと磨いたからもう僕から何も教えることはない。将来は歯医者さんになれる。歯科衛生士にもなれる。君は小さな巨人だ。心がきれいだから歯磨きもうまい。歯を磨く右手がすごい。お母さんに仕上げをしてもらったように歩ているアリさんに歯磨きを教えてあげたらどうか。お母さんとひっこのNEW歯ブラシを買ってさらに精進しようではないか。とにもかくにもお母さんと一緒に歯磨きをしたらエクセレント。

 

思いつく限りの誉め言葉を使い、【お母さんと歯を磨くということは褒められることなのである】という記憶を刷り込んだ。彼女は僕にありえないくらい褒められ、照れ臭そうに僕に抱き着いてきて笑っている。あらあらかわいいですね。そんな僕と次女を見て彼女のお母さんは言った。

 

 

 

 

「まだ歯磨きしてないよ うそついちゃだめ」

 

 

 

・・・

ぼくのいろんな感情はどこにぶつけたらいいのでしょうか?

 

 

 

 


今日の写真は、
長女”こっこ”4歳♀、次女”ひっこ”2歳♀
【ぷくっとしている手が好きです】


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~お母さん~育メンパパ”とう”の育児日記 part37

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。


お出かけ前の話。


僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

休日、家族で散歩に出かけるときのこと。

 

 

いつも出かける前、こどもたちはだらだらする。一度玄関までいってくれたとしても、次女はおもちゃを持っていくんだとおもちゃ箱に戻る。だらだら。長女はなんかスカートが気に食わないとタンスまで戻る。だーらだーら。長女と次女はのどが渇いたと水を飲むためキッチンに戻る。だーーーらだら。外に出るまでに何分かかるんだろう。その度、奥さんからきーーっ!!という金切声が部屋に響き渡るのだ。そういえば僕の母親は出かけるまでに相当な時間をかけるタイプだった。僕のおやじは本当に出かける時間の30分前を母親に告げることでその問題を解消していたのを思い出す。おやじが母親に施したそれのように、30分前の時間を告げてみようか。しかしその日の長女は違っていた。ちゃちゃっとタンスから靴下を取り出し、 自分が履いた後、次女の靴下も履かせ、わーわーと騒ぐ次女におもちゃを持たせる。たまにはこんな日もあるもんだと、2人の会話が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

長女「ちゃんとくつをはきなさい」

次女「あだ」(やだ)

長女「なにしてるの?そんなところですわらないよ」

次女「あっこして」(抱っこして)

長女「だっこはできないよ にもつがあるんだから」

次女「あだー」(やだー)

長女「はやくあるきなさい」

次女「あだあだ」(やだやだ)

長女「こら げんかんでだらだらしない!」

次女「あだーあっこ」(やだー抱っこ)

長女「はやくいくよ しっかりたって」

次女「うぇーん」(大泣)

長女「もーーーなくんならつれていかない」

次女「ひっくひっく」(小泣)

長女「はい はやくなみだをふいていくよ」

次女「ふぁい」

長女「はい わたしのてをもって」

次女「うん」

長女「さあ いくよ」

次女「ふぁい」

 

 

 

 

 

 

長女は僕の妻と完璧にリンクしていた。

玄関で長女が金切り声を発するのは、そう遠くない将来なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 


今日の写真は、
長女”こっこ”4歳♀、次女”ひっこ”2歳♀
【あかむしという虫をさがしはじめた】

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~お姫様~育メンパパ”とう”の育児日記 part36

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

最近の午後8時頃。

 

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

長女と次女はディズニーが好きだ。僕は30歳になるまで一度もディズニーランドに全く縁が無かった。ディズニーランドと同学年という唯一の共通点があったものの、それまで行ったこともなければ行こうと考えたこともなかった。初めて行ったのは奥さんに誘われてのことだった。全く興味が無かった僕はいやだと言い続けていたものの結局行くことになったのだが、、、やっぱり僕には合わなかった。ディズニー好きの猛者達がよくいう事。①雰囲気を楽しもう→ちょっと苦痛。②並んでいる時間もいいもんだ→出来ることなら並びたくない。けっこう苦痛。③入った時のうきうき感がいいんだぞ→人の多さがとっても苦痛。④耳とかを付けて世界に入り込もう→理由なく、超苦痛。⑤ミッキーに手を振ろう→これまた理由はなく、超超苦痛。全部僕には合わなかった。帰宅後ぼくは奥さんに言った。「次は10年後だな」 

 

奥さんは根っからのディズニー好き。子どものころからカウントダウンは家族とディズニー。どんなときでも中心はでぃずにー。いかなるときも夢の国でぃずにー。というだけあって、当然、義父母や妹もディズニー好き。そうこうしていると、長女が生まれた。僕の微かなる嫌な予感は見事的中し、奥さんと義父母は言った。「一緒にディズニーに行こう」

しがないサラリーマンの僕には断る権利もなく、長女がまだ1歳の時に行くこととなった。そして苦痛!苦痛!!苦痛!!!と思っていたディズニーへの絶大なる敵対心は一気に加速、、、、しなかった。しなかったのだ。入口を見た瞬間、長女のテンションは爆上がり泣いていた顔から光輝く笑顔に。キャラクターを見つけたら抱きしめてもらい「きゃっは」と激喜び。なぜなんだ。なんだこの国は。夢の国。。。夢の国なのだ!この世界に入るとどんなこどももなぜか笑顔になる。長女の笑顔を見ていると、かつての敵対心が消えていった。自分が楽しむという感覚は僕自身には合わなかった。しかし、他に例を見ない程にこどもたちが楽しそうにする姿を見ることが出来る場所。それが、ディズニー嫌いだった僕がディズニー好きになったきっかけだ。なぜこの場所はこどもたちをそうさせてくれるのか、非常に大きな好奇心とディズニーランドの本当のすごさを感じた旅行となった。

 

それからというもの、地方に住んでいるにもかかわらず、飛行機という空飛ぶ機械に高額なお金を支払うことで毎年旅行をしている。長女は4歳だが既に4回。次女は2歳だが既に2回。と、ディズニー大好き家族になりあがったのだ。

 

そうやって長女・次女はディズニーが好きになった。特に長女は根っからのファン。お姫様になるのが彼女の夢。毎日のようにディズニーのアニメを見る。美女と野獣の美女ベルが躍るシーン、シンデレラの王子様と踊るシーン、オーロラ姫の躍るシーン(記憶はあいまいだが)。踊るシーン。。踊るシーン。。もしや、と言う予感。ある日、彼女は言った。

 

長女「王子様、踊りましょう」

 と手を出した。

 

・・・

ついにこの時がきてしまった。しかし、37歳181cm坊主の王子様は負けず嫌いだ。やってやるぞと、意気揚々と言った。

 

僕「お姫様、踊りましょうか」

と手を取った。

 

左手を長女の腰にまわし、右手は伸ばして彼女の手をとり踊り始めた。BGMは美女と野獣。彼女は本気だ。それはもうシンデレラのように、スカートをひらひらさせ、素敵なダンスを演出した。一日の中でその時だけお姫様になれる。素晴らしい時間じゃないか。彼女の望みをかなえてあげられる。と、思ったのは初日だけだった。

 

 

それ以降、次女も仲間に加わり2人して毎日のようにダンスを強要してくるようになった。1回ならいいが一回始めたら最後、各5回、つまり長女×5回、次女×5回の計10回を坊主王子は踊り続ける。毎日だ。きびしい。100歩譲って、回数だけならゆーっくり踊ればあまり体力を消耗することなく頑張れる範囲。しかし、王子様に対する要望が問題だ。要望は日に日にエスカレートし、結果踊る時に課せられた要望が5つ出来上がった。

 

 

~我が家の踊りタイム五か条~

一. 曲が終わるまでは必ず踊り続けること。

二. 曲中一回はお姫様がくるくると回れるように留意し、スカートが風になびくようひらひらを意識すること。

三. 彼女の両腕を持ち宙を浮かせることで、ただの踊りではなくアトラクション感覚を味わえるよう心がけること。

四. 終盤の盛り上がり場面においてはタイミングよくお姫様を天井近くまで持ち上げ、素敵な2人を演出すること。

五. ラストはお姫様の腰を持ち、イナバウワーのような態勢を拍手が鳴り終わるまで維持させること。

 

 

 

 

 

 

きつい

 

 

 

 

 

今日の写真は、

次女”ひっこ”2歳♀

【まさに夢の国なのです】

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~怒らない~育メンパパ”とう”の育児日記 part35

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

ご飯の時の習慣。

 

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

我が家ではもちろん毎日3食の食事をする。朝・昼・晩。一日3日。三日で9回。一週間で21回。こんなに回数があるのだからせっかくなら楽しい時間にしていきたいと常々感じていた。

僕は晩御飯の時は必ずと言っていいほどお酒を飲む。ビールを毎日の夕飯の日課としているのだが、子どもたちもそれに慣れている。ある日の長女の”こっこ”との会話。

長女「ねーねービールおいしい?」

僕 「うん おいしいよ」

長女「わたしは飲んじゃあだめなの?」

僕「大人だけしか飲めないんだよ しかもめっちゃ苦いんだ」

長女「ふ~ん いいなーびーる」

僕「じゃあ匂って御覧なさい 苦いにおいがするよ」

長女「くんくん・・・・・ うぇっ」

僕「いったでしょ だから子どもは飲めないんだよ」

長女「じゃあコップにつぐのはいい?」

僕「もちろん!」

 

こうして長女のお酌が始まった。今となっては4歳にして教え込まれたお酌を極めている。最近は次女も参戦してきており、お酌の取り合いだ。ふむ。そんなに僕へお酌がしたいのだなと意味不明な優越感を感じながらお酒がおいしく飲める。毎日、晩御飯の準備を奥さんが済ますと、彼女たちは冷蔵庫にかけていき、かなり大きく見える500mlのビール缶を取り出しキンキンに冷えたビールをmyグラスに注いでくれる。そして、冷たいまま飲める程度の量、完璧!泡の割合。完璧!どうぞおとうさん、の一声。完璧!何も言う事はない晩酌タイムだ。

 

我が家のルーティーンはもう一つ。乾杯だ。食事前は必ず乾杯をすることにしている。いいことがあった日もかんぱい。いいことが無くても、かんぱい。とにかくかんぱい。必須条件は大きな声で楽しそうにすること。かんぱーいという大きな声とともにグラスを合わせる。その後もう一回、お疲れーの言葉とともにグラスを合わせる。試してみてほしい。なぜか元気になる。気分が上がる。その一連の流れを毎日することでただ食べるだけの時間が、happy食べるタイムに変身を遂げる。

 

お酌をしてもらうこと。大きな声でかんぱいをすること。この2点は我が家のすばらしい習慣だと思う。

 

その日、奥さんは0歳の長男を病院に連れて行くため家を空けており、僕・長女・次女の3人で自宅待機をしていた時のこと。僕はテレワーク仕事中なので、長女・次女は2人で遊んでいた。遠くで聞こえる声。

 

娘2人「かんぱーい」

おう、いい習慣をマネっこしているのだな。けんかもせず楽しそうに遊んでいる。なかなかいい感じだ。お母さんがいなくても2人で遊べるようになったのだ。感心していると、こう聞こえた。

 

娘2人

「きゃははーきゃはっきゃははー たのしいねー」

「うん」

「もう一回やろー」

「いいよ」

「よいしょよいしょ」

 

 

ほほえましく聞いていると、突然、彼女たちはこそこそ声になった。

「ぼそぼそ」

 

こちらには小さい声で聞こえない。約2分間のぼそぼそ。僕はなんだか嫌な予感。彼女たちが遊んでいる部屋に向かった。彼女たちが部屋から出てきて僕と目が合った。なんか言いにくそうな顔。確実になにか悪いことをした後の顔。僕はその顔が好きだ。怒られそうなことと分かっているものの楽しすぎて止められなかった。でも怒られるかもしれないから直接言うのは難しい。そんな微妙な感情が顔に出ている。大丈夫。ぼくはそんなことで怒らないぞ。心配するな。と、彼女たちに微笑んで部屋に入った。

 

びしゃびしゃになったミニーちゃんの服。皿の中でおぼれているメルちゃん。ひたひたの水がはいったミニフライパン。びしゃびしゃになった指先と床。顔中塗りたくられたお化粧。投げ捨てられたコップ。散乱したビー玉。etc...

 

 

 

「こらー」

 

 

 

 

 

 

おこってんじゃん

 

 

 

 

 

 

今日の写真は、

長女”こっこ”4歳♀

【なんかいい親子っぽい】

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~坊主~育メンパパ”とう”の育児日記 part34

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

僕の髪と家族について。

 

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

 僕は坊主だ。今年の冬明けに坊主にしたのだが、理由はで長男が生まれたからだ。僕はもし男の子が生まれたら一緒に坊主にして一緒にキャッチボールをすることがささやかな夢だった。上の子2人は女の子なので、このささやかな夢は難しいかなと感じていた時に、ありがたいことに長男を授かった。なぜそんな夢に惹かれたのかどうかは分からないが、長男には少し迷惑をかけるが、とにかくダブル坊主にしたい。一回でいい。一回だけでいいからお父さんの願いを聞いてくれないか。そんな思いから長男が生まれたことをきっかけに丸坊主になったのだ。

 

はじめて坊主にしたときは散髪屋さんにいった。散髪を終えて家のピンポンを押すと長女が出てきた。ガチャっ。長女の時が止まった。

長女「おとうさん・・・」

笑うに笑えない。かっこいいとは言いずらい。あのお父さんがこんな姿に・・というなんともいえないおかしな顔をして僕の頭を観察していた。僕はお父さんは生まれ変わったのだという訳の分からない言葉を彼女に発し、なんとか生まれ変わった僕に慣れてもらい今に至る。

 

毎回散髪屋に行くのは面倒なので、僕はバリカンを購入し自分でバリバリとしはじめた。最も気にすべき点はとにかく長さだ。我が家のそれは、1mm単位で調整が可能だ。購入するまで知らなかった。いつのまにそんなに高度な設定が可能になったんだろう。実際自分で切っていくとなぜかぴったり長さが合わない。耳の上、後ろの生え際などが特に難しい。なかなかうまくできないので生え際だけをもう1㎜短い設定で切ってみると、今度はそこだけが短い気がして結局全てをその長さで対応することになり、さらに短くなっていく。坊主myselfは奥が深いのだ。そんなことを思いつつ、坊主にしたての頃は毎日のようにバリバリしていた。少しでも長くなったら気になる!バリバリ。耳の後ろに長い髪を発見!!バリバリ。ヨコだけ早く伸びているような気がしてならい!!!バリバリ。baribaribaribari

 

しかし、2週間もすれば面倒になりすこしづつ”きれいじゃない坊主”になっていった。少々いいかとおもってほっておいてしまう。どんどん伸びてとっても中途半端な坊主。しょうもない坊主。坊主と言い切れない坊主。長坊主。

 

 

最後に切ってから2週間。かなり伸びてさすがにバリバリが恋しくなってきた。僕の大切な機器を充電し、お風呂場へ行った。久しぶりなので激しめにバリバリして”きれいな坊主”に生まれ変わった。よし完了と髪をシャワーできれいに流し、全くもって必要とはおもえないシャンプーを2回施し、風呂場を出た。

 

 

”きれいな坊主”になった僕に次女が一言。

 

 

 

 

「とっと かみ ない」

「とっと かみ ないね」

 

 

 

 

「とっと かみ ない」という言葉。確かに僕の髪は、短くきれいな坊主に生まれ変わった。しかし、僕は違う意味合いでとらえてしまう。

じいちゃんのはげ具合とおやじのはげ具合を思い出し、毛根における血は争えない状況ということは理解しながら、将来の自分に切なくなった。

 できることなら、はげははげでも、こちらが”壊滅状態”になる前にダブル坊主を実現させたい。

 

 

 

 

長男”よう”、急げ。はやく大きくなるのだ

 

 

 

 

 

 

 

今日の写真は、

長女”こっこ”4歳♀ 長男”よう”0歳♂

【手をつないでもらってご満悦】

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~長女の教え~育メンパパ”とう”の育児日記 part33

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

テレワーク中の出来事。

 

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

 

 

僕はほとんどは会社に出勤しているものの週に1~2回は自宅でテレワークをしている。3人小さい子がいる中で自宅で仕事ができるのかという不安はあったがこの機会にチャレンジしてみた。タイミングがいいのか悪いのか分からないが、奥さんは育休中で家にいるのでどうにかできるだろうという予想をし、テレワークを試みた。

 

こどもが邪魔をしてくるのではないか。という不安はいい意味で大きく裏切られた。8時半、畳の部屋にこもる決意をした僕は、長女・次女を目の前に言い放った。「ここにはいってはだめだぞ お父さんは仕事をするのだ 仕事をしないとご飯は食べられないのだ」そう言い放った僕を彼女たちは真剣なまなざしで見つめている。なんでなんでいいじゃんいいじゃんと言ってくるだろうと思って答えを待っていると、長女が口を開いた。

長女”こっこ”「わかりました!」

僕は驚きを隠しきれず、「え??」と思わず返してしまった。すごい。すごすぎる。こんないい子に育っていた。実際、その部屋に入るか入らないかは別にしてそう言えたことに感動した。更に素晴らしいことにそして彼女はわかりました!と答えた後、2歳の次女”ひっこ”に話しかけた。

 

長女「わかった?ひっこ。 お父さんは今日この部屋でお仕事だって お仕事はいっちゃだめだよ」

次女「ふぁい」(はい)

 

なんてことだ。自分のみならず妹にまで僕の仕事の邪魔をしないように伝えてくれている。すばらしい。すばらしすぎる。そして、素直に「ふぁい」といえた次女も偉い。2人を見て僕は感動したとともに仕事への気合が入った。

 

そして長女はさらに話を続けた。

長女「 はいったらご飯食べられなくなっちゃうんだって いいの?ご飯食べられなくても いやでしょ だからはいっちゃだめなの わかった?」

次女「ふぁい」

僕「・・」

 

 そして長女は次女を座らせた。

長女「ちゃんとわかった? お父さんはお仕事ででんわしたりぱそこんしたりするんだよ だからうるさくしちゃだめなの うるさかったらでんわができないでしょ」

次女「ふぁい」

僕「・・・」

 

 

長女「もしはいったらおばけがでてくるかもしれないよ こわいでしょ」

次女「ふぁい」

僕「・・・・」

 

 

長女「ちゃんとこっちみて ちゃんとはい!っていって」

次女「ふぁい」

僕「・・・・・・」

 

 

 

 

長女の”こっこ”さん、

ちょっと言いすぎじゃないでしょうか 

 

 

 

 

 

 

 

今日の写真は、

次女”ひっこ”2歳♀

ダッシュダッシュだーっしゅ】

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~おくゆかしい長女~育メンパパ”とう”の育児日記 part32

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こんにちは 育メンパパ“とう”です。

 

 

先日夜22時の出来事。

 

 

僕は3人子どもがいる。長女4歳、次女2歳、長男0歳だ。

 

 

 

 

いつも僕・長女・次女の3人で寝る。いつも21時ごろには眠りにつくべく、準備をするのだが、その日は疲れていたのか次女が21時過ぎに寝た。残りは長女のみだが、彼女はYOUTUBEの虜と化しているため、ある程度は奥さんのスマホで楽しそうに動画を見る。平日は夜のみ見せてあげることにしている。その日も例外なく、YOTUBEのお世話になっていた。22時ごろになり、僕の方が先に眠たくなってきたのでそろそろ終わりにして寝ようと長女にいうと、彼女は素直に応じた。その後、僕は間もなく睡眠に入った。22時半。お父さ~んという長女の声が遠くから聞こえる。彼女は眠ることが出来なかったのだろう、猫のような目をピカっと光らせて起きていた。その時の会話はこうだ。

 

長女「おとうさ~ん」

僕「なに?」

長女「寝れない」

僕「そうなの?でも目を閉じてゆっくりしといたほうがいいよ 眠たくなってくるから」

長女「うーん でも寝れない」

僕「早く寝れるといいねー おやすみ」

長女「ねれなーい」

 

という子どもと寝るときのよくある会話をしていたのだ。同じような会話を繰り返し、僕は夢と現実の間でうとうとしていたら、彼女は言った。

 

長女「あー今日さー夜寝る前にトイレ行ってないよ」

僕「う~ん そうなの」

 「行った方がいいね 行っておいで」

長女「でも今は出そうにないかも」

僕「でもおもらししちゃ嫌でしょ? 行っておいで」

長女「そうだけど出そうじゃないんだよ」

僕「でもおもらししちゃ嫌でしょ? 行っておいで」

長女「ん~」

 

と、もじもじ。僕は眠気のピークでうつらうつら。答えを返していたが、ほぼ体は寝ている状態。しかし、彼女は非常に、ひじょうに!!しつこく話してくる。

 

長女「やっぱり行った方がいいよね」

僕「うん そーだよ 行っておいで」

長女「いったほうがいいのか う~ん」

 

 

といいながら布団の中でもじもじし続けている。無視をして寝ようとしても何度も起こしてくる。よくよく考えてみると、何か言いたいことがあったのだ。僕は眠気があまりに強すぎてそんなことにも気づいてあげれなかったのだ。その時はまったく気づくことなく、適当に話をしていた。ごめん。ごめんな。そしておもむろに彼女は言った。

 

長女「こわい」

 

つまり、一人でトイレに行くのが暗くて怖かった。それだけのことだった。彼女は日本人色が強い。奥ゆかしい日本人女性。やまとなでしこ。いい風に言えば一歩引いた奥ゆかしい性格。悪く言えば4歳にしてなかなか思ったことが言えずため込んでしまう性格。Noと言えない日本人。対する僕はNoと言える日本人。

なんでも思ったことは言っていいんだよと何度も伝えているのだがもともと持った性格のおかげか、彼女にとってはなかなか難しい。どうにかもっと楽に生きてほしい。しかし、僕の眠気もMAXで動くのもつらく感じていたので最低な対応をしてしまった。

僕「一人で行ったらいいじゃん?」

 「妹の”ひっこ”は夜でも一人でお水飲んだりしてるじゃん」

 「お姉ちゃんだからできるっしょ お父さんは眠い ひとりでいきなさい」

 

やってしまった。一人で行くのが怖いから僕をわざわざ起こして話してくれたのに。彼女が思ったことが言えなくなってる原因は僕にあるんじゃないのか。しかし、心じゃわかっていても自分の眠気や自分の都合であれやこれやで最低な対応をしてしまうこともしばしばなんだな、これが。アーまたやってしまった。毎回言ってしまってから後から気付く。

 

当の本人はさみしそうな悲しそうな顔をして座っていた。行こうにも行けない。切ない表情。ごめん、と僕は彼女を抱きしめ

僕「一緒に行こう」

長女「うん」

と、トイレまでの道を歩み始めた。

なんだか悪いことしたなぁと思いながら、台所の横を通り過ぎた時彼女は言った。

 

 

 

「おしっことまった ジュースちょうだい」

 

 

 

 

狙いはこれだった

 

 

 

 

 

 

今日の写真は、

次女”ひっこ”2歳♀

【次女はばいきんまんと同じサイズだ】

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